原状回復のエアコン工事を問題なく行うためには、賃貸物件の入居から退去までの扱いを考えたうえで取り付けることが重要です。エアコン工事は、設置から退去時の破棄まで必要な工程が多々あります。
今回は、賃貸物件の原状回復のよくあるトラブルとその回避方法についてご紹介いたします。
原状回復時にトラブルになりやすいのが、借主の負担となる修繕部分です。普通に生活していて発生する傷だと思っていても、意外と借主負担になってしまうポイントは多いのです。
こうしたトラブルを回避するためには、先に契約内容を確認する、入居時の物件の状態をよくチェックしておくなどが重要です。また、原状回復に負担がかからないようにするためには、物件を大切に扱うことも大切です。
トラブルを発生させないために押さえておきたいのは、まず、入居時の状態をしっかりと確認することです。自分が入居する前からついていた傷や破損に対し、退去時に間違えて請求を求められてしまうことがあります。こうしたトラブルを回避するためにも、入居した段階で何が傷や破損がある場合は、先にチェックしておき、記録にとっておくことが大切です。
また契約内容をしっかりと確認し、退去時のフローリングの張替えが必須なのか、ハウスクリーニングの導入が必要なのか、というのが明記されていないかを確認しましょう。事前に契約内容を確認しておくことで退去時のトラブルをある程度回避できます。
原状回復で大きなトラブルに発展させないために一番大切なのは、借主自身が入居中は丁寧に物件を扱うということです。住んでいる賃貸住宅は、あくまでも借りているものという意識を忘れてはいけません。
その場所は大家さんの資産ですので、設備が故障してしまったらしっかり相談して修理し、清掃などをこまめに行って適切に管理することが大切です。
原状回復工事をスムーズに進めるために部屋は丁寧に扱う、修繕が必要な部分はしっかりと修繕すること以外にも、実は注意が必要な点がもう1つあります。それは、エアコンなどの空調設備の原状回復工事です。冷却機能を搭載しているため、エアコンにはフロンガスというものが入っています。
これは人体に有毒性のあるガスで、正しく処理しないことにより罰金を請求されるだけではなく、場合によって懲役になってしまうほどの厳罰が待っているのです。エアコン工事を含めた原状回復工事では、フロンガスの扱いにも注意しておきましょう。
エアコンの冷却機能を搭載するために必要なガスが、フロンガスです。濃度が高い状態で人が吸い込んでしまうと、全身に麻痺に似た症状が出てしまいます。こうしたフロンガスは有資格者が適切な対応で回収を実施し、フロン類充填回収業者という場所に引き渡す必要があります。
この流れは法律でも決まっているため、業者に依頼するときはフロンガスの扱いについて、先によく確認しておきましょう。しかし最近のエアコンの中にはフロンガスを使っていないものもあります。その場合は、処理は不要です。
フロンガスを正しく処理せず、周囲に放出させてしまうとどうなるのでしょうか?前述したように、フロンガスの処理の方法は、法律によって決まっています。
正しい方法で処理がされなければ、有毒ガスを大気中にばらまいたということになり、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されてしまうので、依頼する業者にも注意が必要です。フロンガスの処理に詳しい業者に依頼することをおすすめします。
賃貸物件で原状回復のトラブルを回避するには、入居前のお部屋のチェック、契約書の確認、そして入居中は丁寧に扱う、ということが重要でした。
それ以外に大切なことは、空調設備の扱いです。退去時にエアコンを撤去するという場合には、フロンガスの存在は無視できないものです。自分のエアコンにフロンガスが使われていないかをまず確認し、依頼する業者も適切に処理してくれるかをしっかりと調べておきましょう。
原状回復に関するエアコン工事の相談や、エアコン撤去時のフロンガスの処理について相談したい方は、ナカムラ冷熱へお問い合わせください。江東区を中心に、都内全域や神奈川、千葉、埼玉に対応しています
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